2018.10.17

ロイテリ菌と虫歯

虫歯の原因はストレス?ストレスが虫歯に繋がる原因と対処法

虫歯の原因はストレス?ストレスが虫歯に繋がる原因と対処法

正しい歯の磨き方を実践したり、歯磨き粉の成分を気にしたりするなど、工夫していらっしゃる方も多いと思います。

ただ、「毎日きちんと歯磨きをしているのに、虫歯になってしまった」という経験をしたことがある方は決して少なくありません。

そうした場合は、虫歯になってしまう他の原因があるかもしれません。その中の一つの原因が、ストレスだと言われており、虫歯とストレスの関連についてさまざまな報告がされています。

そこで今回は、ストレスと虫歯の意外な関係性や、もしもストレスで歯が痛くなってしまったときの対処法、虫歯にならないための対策などをご紹介します。

1. ストレスが虫歯を引き起こす理由

ストレスが虫歯を引き起こす理由は、ストレスにより体がさまざまな反応をみせるためと言われています。虫歯になりやすいストレスによる体の反応とは、どのようなものがあるのでしょうか。

ストレスが虫歯を引き起こす理由には、大きく次の2つのものが挙げられます。

理由①.唾液量の減少
理由②.歯ぎしり

理由①.唾液量の減少

唾液量の減少は、口腔内の衛生に大きな影響を与えると言われています。

口腔内は常に唾液が湧き出ていて、歯の周りにある食べ物のカスなどを洗い流してくれる役割があります。他にも、唾液には抗菌作用があり、虫歯の原因菌などが繁殖することを防ぐ役割ももっています。

ストレスがかかると唾液の分泌量が減り、口の中がねばついたりします。通常1日あたりおよそ1ℓ超の唾液が分泌され口腔内の衛生を保ってくれますが、唾液量が減少した口腔内は雑菌にとって好環境となってしまいます。

それが、ストレスにより虫歯になる原因の1つと考えられています。

理由②.歯ぎしり

歯ぎしりは睡眠中に多いと思われがちですが、人間は日中でもストレスを感じたりすると、奥歯を強く噛みしめたりぎりぎりとすり合わせたりすることがあると言われています。

歯ぎしりによって歯の表面がすり減ると、虫歯になるリスクが高まりますし、歯ぎしりで歯が欠けてしまい、そこから虫歯になってしまうケースも見受けられます。

また、強く噛みしめる歯ぎしりは虫歯や歯痛だけでなく、顎が痛い、顎が疲れた感じがするなどの症状も引き起こすと言われています。

2. ストレスは虫歯でない歯痛も引き起こす

ストレスは虫歯でない歯痛も引き起こすと言われていることをご存知でしょうか?

歯痛=虫歯と捉えられがちですが、中にはストレスによって引き起こされる、虫歯ではない歯痛もあります。

虫歯ではない歯痛には、筋性歯痛、神経障害性歯痛、神経血管性歯痛などがありますが、これらに当てはまらない「心因性」の歯痛も存在します。

軽度なストレスではあまり見られないようですが、度重なって重度のストレスとなり、原因不明の歯痛を引き起こすことがあると言われています。

虫歯はないのに歯痛が治まらない、治療を繰り返しても治らないなどの場合は、心因性の歯痛を疑ってみるといいかもしれません。

3. ストレスによる虫歯や歯痛を抑える方法

ストレスによる虫歯や歯痛を抑える方法として、日頃から行えるものがたくさんあります。その中から代表的なものを4つご紹介していきます。

方法①.軽運動でストレスを発散する
方法②.こまめな水分補給
方法③.ロイテリ菌の摂取
方法④.マウスピースの装着

方法①.軽運動でストレスを発散する

軽運動やストレッチでストレスを軽減させるという研究報告があります。軽いウォーキングなど軽運動で気分転換したり、あまり時間のない方は軽いストレッチをしたり、体全体をゆっくり動かすようにしましょう。

方法②.こまめな水分補給

こまめな水分補給は口腔内の乾燥を防ぐ役割もあり、唾液が少ない場合は唾液の代わりに歯の周りのカスなどを洗い流してくれます。

雑菌繁殖を防ぐ観点からも、日頃からこまめな水分補給を心がけましょう。

方法③.ロイテリ菌の摂取

仮にストレスによって歯のコンディションが悪化してしまっても、ロイテリ菌の摂取という方法もあります。虫歯の原因菌を減らすことが報告されているロイテリ菌は、虫歯予防には有効な手段のひとつと言えます。

ロイテリ菌を含むタブレットなどを摂取するだけですので、とても簡単な虫歯予防の方法です。

方法④.マウスピースの装着

マウスピースの装着という方法もあります。睡眠中の歯ぎしりは自己コントロールが不可能なため、マウスピースの装着がおすすめです。

一般にも多く販売されていますが、取り扱っている歯科医院も多くあるようです。

4. まとめ

虫歯はブラッシングの不備だけで起こるものではありません。

日頃からストレスを溜めないように注意し、あわせてブラッシングやフロスを使用するなど、基本的な口腔ケア(オーラルケア)を行いましょう。

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