2018.10.04

ロイテリ菌と口臭

ロイテリ菌が口臭改善に有効な理由

ロイテリ菌が口臭改善に有効な理由

自覚症状はないけれど「もしかして、自分も口臭があるのでは?」と心配している方は多いのではないでしょうか。

口臭には様々な原因がありますが、口腔内の細菌が原因となっていることも少なくありません。

そこで今回は、口臭の主な原因について解説するとともに、近年注目されているロイテリ菌を使った口臭予防ケアについてご紹介していきます。

1.口臭の原因の9割は口腔内

口臭が発生する原因の9割は口腔内にあり、そこには口の中の細菌が大きく関係しています。

口の中には500種類以上の細菌が住んでおり、舌の表面にも口臭の原因となる臭い物質を作る細菌が多くいます。これらの細菌が、古くなったタンパク質を分解することで、口臭が発生します。

口臭の臭いの強さは、口の中の細菌の種類や量、歯や舌の汚れ具合、唾液分泌量などによって異なります。

また、舌表面に付着した汚れには、新陳代謝ではがれ落ちた粘膜や、食べ物の残りカスなど、細菌が口臭の原因物質を作るのに絶好のエサとなる物質が多く含まれています。

そのため、舌が汚れたままの状態になっていると、口臭が起きやすくなります。また、口臭のレベルは口が乾燥すると上昇するため、唾液分泌量が少ないと口臭は強くなります。

2.口臭と歯周病の関係

歯周病と口臭にも、相互に強い関連が認められています。歯周病になって歯茎から出血があると、血液成分によって嫌気性の歯周病菌が増殖します。そして、そこから作られた臭いのもとであるVSCがさらに歯周病を悪化させてしまうのです。

歯周ポケットから出てくる歯肉滲出液にも、臭い物質のもとになる成分が含まれています。このため、歯周病になると口臭が発生しやすくなります。

口臭の強さは歯周病の進行に比例する傾向があるので、歯周病を予防・改善することは口臭を抑制することにつながります。

3.口臭予防に役立つロイテリ菌

ロイテリ菌はヒト由来の乳酸菌で、その作用が口腔ケアに役立つと近年注目されています。

ロイテリ菌には歯周病を改善したり、口腔内細菌をコントロールしたりするなどの効果があることが、研究により明らかになっています。

インド歯科学大学の研究では、ロイテリ菌が3種類の歯周病菌を殺菌しながら、炎症抑制を行うことが確認されています。

ロイテリ菌の服用と同時に歯科用器具を使って歯こうや歯石を取り除く一般的な歯周病治療とロイテリ菌を併用することで、歯周ポケットの深さが改善するという研究結果も報告されています。

また、ロイテリ菌には、口の中で善玉菌を優勢に保ち、悪玉菌の増殖を抑える作用があるため、口腔環境を整えるのにも役立ちます。

悪玉菌が増えなければ、臭いの原因物質が発生するのを防ぐことができ、口臭予防になるのです。

4.ロイテリ菌で口臭を予防するためには

ロイテリ菌を使ったケア方法は簡単で、ロイテリ菌が配合された商品を口に含むだけです。

ロイテリ菌はヒト由来の乳酸菌であるため副作用がなく、お子様や高齢の方でも使用することができます。

5.まとめ

ロイテリ菌には、口臭と大きく関係する口腔内の細菌をコントロールする作用があるため、口臭予防に効果が期待されています。

最近では、口腔ケア製品として治療に取り入れている歯科医院が増えており、ロイテリ菌は徐々に世の中に浸透してきているようです。

口臭対策の基本は毎日の歯みがきですが、ロイテリ菌も併用するのがスタンダードになる時代が来るかもしれません。ロイテリ菌が気になる方は、バクテリアセラピーを取り入れている歯科医院に相談してみるとよいでしょう。

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