ウイルス感染予防

ウイルスと菌の構造

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  ウイルス
大きさ 光学顕微鏡で見られる大きさ (μm) 電子顕微鏡のみで見られる大きさ (nm)
増殖方法 自己の力で一定の条件下で増殖が可能 自己増殖が不可能で、生物の細胞の力を借りて増殖
細胞 細胞を持っている タンパク質の殻の中に遺伝子を持つのみ
代謝 糖質、タンパク質、脂肪などを代謝 代謝はしない
治療法 抗生物質で抑制 抗生物質は効力なし。
抗ウイルス薬で働きを抑制するか、ワクチンによる
免疫機能での治療

歯周病菌は全身に重大な疾病をもたらす

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風邪・インフルエンザウイルスの感染は、ウイルスと口腔内の悪玉菌の相互作用によって感染力が高まる。

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名前からは想像もできないくらい全身に疾病をもたらすのが歯周病菌です。
歯周病菌との戦いは人間にとって最も長い闘いと言えます。

歯周病菌が頭から足にかけて引き起こす病は次の通りです。
脳梗塞、心疾患、肺炎、糖尿病、動脈硬化、早産、関節リウマチなど。
及ぶ範囲が広いだけでなく、引き起こす病が重大な疾病であることが歯周病菌の最も恐ろしい点です。
またアルツハイマー患者の脳内からポルフィロモナス・ジンジバリスが発見されたという衝撃的な論文が今年に発表されています。

歯周病菌が引き起こす病の中でも特に糖尿病との関係は密接で歯周病が悪化すると糖尿病が悪化し、糖尿病が悪化すると歯周病が悪化するという負
のスパイラルにあります。

ウイルスと歯周病菌の関係

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風邪・インフルエンザウイルスの感染は、ウイルスと口腔内の悪玉菌の相互作用によって感染力が高まる。

吸着
侵入
脱殻
細胞にウイルスが吸着
酵素のチカラで細胞内に侵入
細胞内でウイルスは殻を破壊しDNAもしくはRNAを放出
合成
成熟
放出
遺伝子情報をもとに子ウイルスを作るためのたんぱく質が合成される
コピーされた子ウイルスが大量に作られる
大量に作られた子 ウイルスが一気に細胞から放出される

ロイテリ菌とウイルス感染予防

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ヒトの持つ防御力をロイテリ菌がサポート

ロイテリ菌の産生する抗菌物質が多様な悪玉微生物を制御

出典:バイオガイアジャパン株式会社

腸内の免疫システム活性化も確認

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CD4+ヘルパーT細胞はリンパ球で活性化する事で免疫応答を調整。サイトカイン(細胞間の連携に役立つ低分子たんぱく質)を放出することで、他の免疫細胞へシグナルを送り、活性化させる働きを持つ。

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CD4陽性T細胞はヒトの免疫系において必要不可欠な白血球である。
この細胞の主要な役割はCD8陽性T細胞(いわゆるキラーT細胞、もしくは細胞傷害性T細胞、以下CD8細胞)などの他の免疫系細胞にシグナルを送ることであり、このことからCD4細胞はヘルパー細胞と呼ばれる。
CD4細胞がシグナルを送ると、CD8細胞はそれを受けて感染細胞を破壊しこれを殺す。無治療のHIV-1感染患者や臓器移植前の免疫抑制状態のようにCD4細胞が枯渇してしまうと、健康な人では感染症を起こさないような様々な病原体に対して感染を起こしやすい状態になってしまう(日和見感染)。

出典:バイオガイアジャパン株式会社

ウイルス感染症からの回復も助ける

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ロタウイルス性急性下痢の乳幼児のプラセボ比較試験を実施。治療2日目で74%が水溶性下痢から解放された。

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出典:バイオガイアジャパン株式会社

急性下痢の乳幼児における治療薬としてのL.reuteri®

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急性下痢(75%はロタウイルスが原因)により、入院している生後6-36カ月の乳幼児40名を対象に前向き無作為化プラセボ比較試験を行なった。治療を受けた19名にL.reuteri® を1日につき、1010-1011 CFUを5日間投与。L.reuteri® 群、プラセボ群(21名)ともに標準の水分補給治療を受けた。

治療2日目にはL.reuteri® 群においては74%が水様性下痢から解放されたのに対しプラセボ群は19%と顕著な効果が現れた

結論
 L.reuteri® は乳幼児のロタウィルス性急性下痢の治療薬として効果的である。

出典:バイオガイアジャパン株式会社