ロイテリ菌の研究紹介・論文

歯周病・口腔衛生

L.r.プロデンティスの歯周炎の汎用治療の論文が発表されました

L.r.プロデンティスが慢性歯周炎の汎用治療のSRPと併用することで、歯周ポケットの深さを計測する最も一般的な2つの方法(PPD、CAL)において、大きく症状を減少させたことを確認しました。
また同時に、3種類の歯周病菌を殺菌しながら、さらに炎症抑制まで行っていることがわかり、世界初の発見としてインド歯科学大学Vandana教授グループの論文がJournal of Oral Microbiology(オンライン版)にて公開されました。
3種類の歯周病菌をもつ慢性歯周炎の患者は成人の約40%と言われており、慢性歯周炎の患者に使用される一般的な治療と併用することで治療効果を大幅に拡大することが確認されたことは、世界初の画期的な発見となります。
SRP...歯周炎に対し従来汎用的に行われている治療法。スケーラーと呼ばれる金具を使い歯垢・歯石を除去した後、歯根部を滑らかに仕上げる方法。
2010年11月10日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

歯を清潔に保つために

歯肉の腫れに対するロイテリ菌の効果を表した円グラフこの研究ではプロバイオティクスをガムに含有させて使い、被験者には、L.ロイテリ菌‐1 ガム、L.ロイテリ菌‐2 ガム、偽薬ガムのいずれかを摂取してもらいました。
被験者は歯肉に腫れを持つ被験者を含む59人です。0日目に歯科医による歯の洗浄が行なわれ、その際に、歯を清潔に保つために毎日のハミガキの後に1日2回、ガムを噛むよう指導し、14日目に再度受診し、変化を評価してもらいました。
その結果、L.ロイテリ菌を摂取することで、歯肉の腫れ(歯肉炎指数により測定)と歯垢(歯垢指数により測定)が改善されることが明らかになりました。集落化については、L.ロイテリ菌‐1を摂取した被験者の65%、L.ロイテリ菌‐2を摂取した者の95%に確認できました。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

歯周病菌の抑制

ロイテリ菌が歯周病菌を抑制。ディスク拡散法での研修写真2004年、ロイテリ菌が口腔環境に有効に作用することを示す初めてのエビデンスが発表され、ロイテリ菌 ATCC 55730が、ミュータンス連鎖球菌の増殖を著しく抑制することが明らかにされました。この研究は、健康な被験者にロイテリ菌入ヨーグルトもしくは偽薬入りのヨーグルトを摂取してもらい、試験管実験と臨床研究の両方で効果の検証が行なわれました。
また別の研究では、ロイテリ菌 ATCC 55730をタブレットやストローといったかたちで摂取すると、ミュータンス連鎖球菌が著しく減少することが明らかにされました。最近行なわれた試験管内研究では、ロイテリ菌 ATCC PTA5289にも歯周病菌を強力に抑制する効果があることが明らかにされています。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

歯肉炎に対する抑制効果

歯周病におけるロイテリ菌の効果がうかがえる比較写真歯肉炎は成人のほとんどが罹患しているといっても過言でない疾患です。その原因と考えられているのが細菌微生物です。歯肉炎は放置しておけばさらに悪化し、やがて歯周病となり、歯を失なうことになってしまいます。
口腔内の炎症はほかの病気ともつながりがあります。なかでも、歯周病と心血管疾患との相関性を示すエビデンスが増え続けています。また、歯肉炎と早産リスクおよびその新生児の出産時の低体重との相関性を示す研究も行なわれています。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

ロイテリ菌と口腔衛生

口腔衛生の重要性は、年々高まる一方です。しかしながら、プロバイオティクスが口腔衛生分野で使われていることを知る人は、口腔衛生の専門家たちでさえそう多くはないかもしれません。これまで行なわれてきた研究をご紹介します。
口腔の健康に欠かせないのが口腔の微生物バランスです。歯、歯肉、唾液には500種以上の細菌が生息しているといわれています。これらの多くが私たちのために有効に働き、病原菌の増殖を抑制してくれているのです。
しかし、食生活の変化、薬の摂取、病気などにより口腔の環境が乱れると、悪玉菌が善玉菌よりも勢力を増し、歯肉炎(歯肉からの出血)、歯周病(歯が抜ける)、虫歯が引き起こされてしまいます。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

胃腸性疾患・ピロリ菌

HIV感染患者の腸管異常に対するL.ロイテリ菌療法

成人のHIV感染患者及びAIDS患者の下痢の持続期間へ、L.ロイテリ菌が影響を与えるかを調べる研究が行われました。
ローマ大学病院やHIV治療センターに入院中の、軽度・中度の脱水症状を含む19歳〜62歳の100名の患者を対象とし、無作為にL.ロイテリ菌DSM17938を摂取してもらうグループ50名と対照グループ50名に分けて行われました。
脱水症の治療を受けながらの研究で、全体の74%は細菌、真菌、寄生虫による感染と診断された下痢の治療も受けていました。
L.ロイテリ菌グループの下痢の継続間は2.08日で、対照群の2.92日と比べて大きく短縮された結果でした。
また治療開始1日後には、L.ロイテリ菌グループの18名(36%)が下痢から解放され、対照グループにおいては6名(12%)でした。2日目は68%に対して44%、3日目においては92%に対して70%の患者が下痢から解放されました。
この研究によって、L.ロイテリ菌は良好な効果を示し、対照群と比較して下痢の期間を著しく短縮させることがわかりました。また、HIV感染患者やAIDS患者における異なった胃腸感染症に対する抗菌治療の補助として、L.ロイテリ菌の使用は治療反応と不快感の減少を最適化することがわかりました。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌によるHIV感染幼児の胃の微生物群への影響

L.ロイテリ菌を摂取することによって、HIV感染幼児の胃の微生物群にどのように影響するかを調べる研究が行われました。
水溶性下痢、嘔吐、咳で入院中の生後4〜12ヶ月の幼児7名を対象とした研究で、6名は抗生物質の治療を受け、7名全員が通常の世話を受けていました。
2名のHIV陽性を含む4名の幼児にL.ロイテリ菌ATCC 55730を、1名のHIV陽性を含む3名の幼児には偽薬を、1日1回3日間摂取してもらいました。
糞便サンプルは摂取前と3日後に採取され、プロバイオティック菌株とその他の細菌の存在について分析されました。
MRS培地の出現コロニーは、*PCRと**DGGEにより株レベルで特定されました。また、プロバイオティック菌株の存在を検証するために、L.ロイテリ菌ATCC 55730が参照として使用されました。
摂取前の7名全員からは、L.ロイテリ菌ATCC 55730は検出されませんでしたが、L.ロイテリ菌を摂取した幼児の糞便サンプルからは、3日後に全員から検出されました。偽薬を摂取した幼児からは検出されませんでした。
DGGE分析により、L.ロイテリ菌摂取の幼児全員において、摂取前と比べて乳酸桿菌の多様性に変化があったことが示されました。このような菌叢への効果はL.ロイテリ菌によるものですが、抗生物質の影響でもあります。
この研究によって、L.ロイテリ菌は免疫力が弱っていたり、抗生物質の治療中に胃の微生物群に影響を与えることがわかりました。また、下痢症状の患者からプロバイオティクスを検出するためには、DGGE分析が有効な分析方法であることもわかりました。
*PCR...ポリメラーゼ連鎖反応。DNAを増幅する方法
**DGGE...変性剤濃度勾配ゲル電気泳動。多数の微生物を一斉に検出するための重要な手法の一つ。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

プロバイオティクスによる嚢胞性繊維症(のうほうせいせんいしょう)患者の胃腸内環境の改善

嚢胞性線維症(CF)とは遺伝子疾患の一種で、汗やだ液、消化液を分泌する臓器が障害され、慢性呼吸器疾患、消化器疾患、泌尿生殖器障害などをもたらす病気のことです。この嚢胞性線維症患者の胃腸内環境が、プロバイオティクスにより改善するかどうかを調べる研究が行われました。
4〜44歳の40名を対象とし、無作為に2グループに分け、一方はL.ロイテリ菌、もう一方は高用量の混合菌株のプロバイオティクス(VSL♯3)を6ヶ月間摂取してもらいました。
試験開始時と6ヶ月後の試験終了時に、*GIQLI(Gastrointestinal Quality of Life Index)による胃腸内環境への効果と、**SF-12(12-item Short Form  Health Survey)による一般的な健康に関しての二つのアンケートを行い検証しました。
試験期間中、一般的な健康に関しては、グループ内、グループ間において変化はありませんでした。胃腸内環境に関しては、6ヶ月後に両グループとも改善されましたが、グループ間に相違は認められませんでした。
この研究によって、6ヶ月間L. ロイテリ菌やプロバイオティクスを摂取すると、全ての被験者に対して良好な結果をもたらし、嚢胞性繊維症の成人や子どもの胃腸内保健の実感を著しく改善することがわかりました。
*GIQLI...胃腸生活の質指数
**SF-12...12の質問の答えに対して分析し、生活の質を数値化するもの
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

機能性腹痛(FAP)に対するL.ロイテリ菌の効果

食事や排便、月経など生理的なことと関連のない痛みが6カ月以上持続する、機能性腹痛(FAP)というものがあります。この機能性腹痛である子どもに対して、L.ロイテリ菌の効果を調べる研究が行われました。*ローマⅢ基準と診断された6歳〜16歳の子ども60名を対象に行われました。
子どもを無作為に、L.ロイテリ菌DSM17938または偽薬を摂取する2グループにわけ、それぞれ4週間摂取してもらい、その後何も摂取しない追跡調査を行いました。
最終的には56名の子どもに協力してもらい、本人により痛みの頻度や激しさを記録してもらいました。
4週目と8週目において、L.ロイテリ菌摂取グループの方が偽薬摂取グループに比べ痛みの激しさが低く、L.ロイテリ菌摂取グループは8週間で痛みの激しさが著しく減少しました。
偽薬を摂取したグループには痛みの激しさには変化はありませんでしたが、8週目で両グループとも痛みの頻度は大幅に減少しました。
この研究によって、L.ロイテリ菌を摂取することにより激しい腹痛は減少し、またその効果は摂取し終わってもしばらく持続するということがわかりました。
*ローマⅢ基準...過去3ヶ月間で2ヶ月につき3日以上腹痛や腹部不快感がある症状。消化器専門医の国際チームが定めた基準。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

乳糖不耐症患者におけるL.ロイテリ菌とチラクターゼ(乳糖分解酵素)の効果

乳糖不耐症とは、牛乳に含まれる糖質(乳糖)が体内で分解できず、異常発酵するために起こる病気のことです。牛乳を飲むと、気分不快や腹部膨満、腹痛、下痢などの症状が現れ、乳幼児では体重が減ったり、栄養不良になることもあります。
この乳糖不耐症の成人患者において、チラクターゼ(乳糖分解酵素)やL.ロイテリATCC 55730によって、呼気中の水素排出量と胃腸症状がどのように変化するのかを調べる研究が行われました。
この研究では乳糖不耐症の成人60名を対象とし、標準水素呼気試験(LBT)で評価を行いました。
対象者は無作為に、試験15分前に4錠のチラクターゼを摂取してもらうグループ、試験前に偽薬を摂取してもらうグループ、試験の10日前よりL.ロイテリ菌を摂取してもらうグループ、の3グループに分けて行われました。
チラクターゼグループとL.ロイテリ菌グループは、偽薬グループと比べLBTの正常化率が非常に高い結果でした。またチラクターゼグループはL.ロイテリ菌グループよりも、有意に効果がありました。
水素排出量の平均ピークの減少や臨床スコアの平均値も、チラクターゼグループとL.ロイテリ菌グループは偽薬グループと比べ、治療後に著しく改善されました。また、チラクターゼグループはL.ロイテリ菌グループよりも、顕著な効果を示しました。
この研究によって、乳糖不耐症患者がチラクターゼを摂取すると、偽薬摂取よりもLBTの結果や胃腸症状を強力に改善することがわかりました。L.ロイテリ菌摂取も効果的ではありましたが、チラクターゼ摂取ほどではありませんでした。
しかしこのプロバイオティクスは乳糖不耐症の治療において、摂取方法も簡単であり摂取を止めても効果が持続するので、興味深い選択となるでしょう。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌が抗生物質の副作用を抑制

ロイテリ菌が抗生物質の副作用を抑制する効果研究結果の図ピロリ菌の除去治療で使用される抗生物質の副作用を抑制する効果がL.ロイテリ菌ATCC 55730にあるかどうかを調べる研究が行なわれました。ピロリ菌に感染し、消化不良のある3~18歳の子供を対象とした研究で、抗生物質による連続10日間の治療開始に伴い、無作為に、L.ロイテリ菌もしくは偽薬を摂取してもらい、抗生物質による治療終了後も引き続き10日間、合計20日間摂取してもらいました。
副作用の評価は症状評価尺度(GSRS)を使用しました。登録時には全員おなじようなGSRS値でしたが、除去治療およびフォローアップ期間においては、L.ロイテリ菌を摂取していた子供たちの胃腸症状が著しく改善されました。ピロリ菌の除去率については、L.ロイテリ菌を摂取した子供も偽薬を摂取した子供も差がありませんでした。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌が感染の負担を減少

ヒトの胃における生検標本。明るく輝く緑の蛍光反転部分がL.ロイテリ菌の集落化プロバイオティック摂取開始から28日目にL.ロイテリ菌を検出(写真はヒトの胃における生検標本。明るく輝く緑の蛍光反転部分がL.ロイテリ菌の集落化。
ピロリ菌感染に対するL.ロイテリ菌ATCC 55730の効果は、2005年に行なわれた2件の研究により明らかにされています。尿素呼気テスト(UBT: Urea Breath Test)値が70%減少し、ピロリ菌の集落化が減少したことが確認されました。
L.ロイテリ菌とオメプラゾール(胃酸を抑える薬)を併用して摂取した場合とオメプラゾールのみを摂取した場合の比較研究も行なわれています。これは消化不良のあるピロリ菌感染者の大人を対象とした研究で、投薬治療中の30日間と治療後の4週間の効果を評価しました。その結果、L.ロイテリ菌を併用して摂取した被験者の60%(15人中9人)がピロリ菌を完全に根絶することができました。一方でオメプラゾールのみを摂取した被験者は全員(15人)がピロリ菌の集落化を残したままでした。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌が結合部位を奪いあう

ラクトバチルス菌、レンサ球菌、ブドウ球菌のピロリ菌抑制効果を示した表ラクトバチルス・ロイテリ菌はいくつかの方法でピロリ菌を抑制することができることが明らかになっています。市販のプロバイオティック株を含むラクトバチルス菌によるピロリ菌の抑制効果を試験管内で試験したところ、ピロリ菌を抑制できたのはL.ロイテリ菌ATCC 55730 (SD2112)のみでした。ほかの菌株は病原菌を刺激する結果となりました。
さらに、L.ロイテリ菌はピロリ菌と同タイプの受容体分子に結合し、結合部位と同タイプの病原菌と戦います(2)。市販株のATCC 55730の胃内集落化に関する研究は、バルール(Valeur)をはじめとする研究者らにより行われています。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

ロイテリ菌によるピロリ菌の抑制効果を公開しました。15名中9名(60%)は完全に ピロリ菌感染症状がなくなった

プロトンポンプ阻害薬(胃酸を抑える薬)とロイテリ菌を組み合わせた治療の一ヵ月後、患者の60%が感染を抑制され、陽性だったのは40%だけでした。一方で、プロトンポンプ阻害薬だけで治療したグループは100%陽性のままという結果でした。
2010年9月13日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

ロイテリ菌によるピロリ菌の抑制効果を公開しました。

ロイテリ菌によるピロリ菌の抑制効果を示した表尿素呼気試験法で検査をしたヘリコバクターピロリに感染している患者を、2つのグループに分けて実験をしました。Aグループは、ロイテリ菌を4週間摂取し、その後4週間はプラセボ(偽薬)を摂取しました。Bグループはプラセボ(偽薬)をはじめの4週間、その後ロイテリ菌を4週間摂取しました。どちらのグループも、プラセボ(偽薬)を摂取していた4週間後、呼気試験法ではヘリコバクターピロリの数は増加しました。しかしながら、どちらのグループも、ロイテリ菌を摂取した4週間後は、胃の中のヘリコバクターピロリの濃度は減少していました。
2010年9月13日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

免疫・アレルギー

HIV感染患者の腸管異常に対するL.ロイテリ菌療法

成人のHIV感染患者及びAIDS患者の下痢の持続期間へ、L.ロイテリ菌が影響を与えるかを調べる研究が行われました。
ローマ大学病院やHIV治療センターに入院中の、軽度・中度の脱水症状を含む19歳〜62歳の100名の患者を対象とし、無作為にL.ロイテリ菌DSM17938を摂取してもらうグループ50名と対照グループ50名に分けて行われました。
脱水症の治療を受けながらの研究で、全体の74%は細菌、真菌、寄生虫による感染と診断された下痢の治療も受けていました。
L.ロイテリ菌グループの下痢の継続間は2.08日で、対照群の2.92日と比べて大きく短縮された結果でした。
また治療開始1日後には、L.ロイテリ菌グループの18名(36%)が下痢から解放され、対照グループにおいては6名(12%)でした。2日目は68%に対して44%、3日目においては92%に対して70%の患者が下痢から解放されました。
この研究によって、L.ロイテリ菌は良好な効果を示し、対照群と比較して下痢の期間を著しく短縮させることがわかりました。また、HIV感染患者やAIDS患者における異なった胃腸感染症に対する抗菌治療の補助として、L.ロイテリ菌の使用は治療反応と不快感の減少を最適化することがわかりました。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌によるHIV感染幼児の胃の微生物群への影響

L.ロイテリ菌を摂取することによって、HIV感染幼児の胃の微生物群にどのように影響するかを調べる研究が行われました。
水溶性下痢、嘔吐、咳で入院中の生後4〜12ヶ月の幼児7名を対象とした研究で、6名は抗生物質の治療を受け、7名全員が通常の世話を受けていました。
2名のHIV陽性を含む4名の幼児にL.ロイテリ菌ATCC 55730を、1名のHIV陽性を含む3名の幼児には偽薬を、1日1回3日間摂取してもらいました。
糞便サンプルは摂取前と3日後に採取され、プロバイオティック菌株とその他の細菌の存在について分析されました。
MRS培地の出現コロニーは、*PCRと**DGGEにより株レベルで特定されました。また、プロバイオティック菌株の存在を検証するために、L.ロイテリ菌ATCC 55730が参照として使用されました。
摂取前の7名全員からは、L.ロイテリ菌ATCC 55730は検出されませんでしたが、L.ロイテリ菌を摂取した幼児の糞便サンプルからは、3日後に全員から検出されました。偽薬を摂取した幼児からは検出されませんでした。
DGGE分析により、L.ロイテリ菌摂取の幼児全員において、摂取前と比べて乳酸桿菌の多様性に変化があったことが示されました。このような菌叢への効果はL.ロイテリ菌によるものですが、抗生物質の影響でもあります。
この研究によって、L.ロイテリ菌は免疫力が弱っていたり、抗生物質の治療中に胃の微生物群に影響を与えることがわかりました。また、下痢症状の患者からプロバイオティクスを検出するためには、DGGE分析が有効な分析方法であることもわかりました。
*PCR...ポリメラーゼ連鎖反応。DNAを増幅する方法
**DGGE...変性剤濃度勾配ゲル電気泳動。多数の微生物を一斉に検出するための重要な手法の一つ。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

HIV感染者のL.ロイテリ菌摂取の安全性と耐性

L.ロイテリ菌を摂ることによって、HIV感染者に対して悪い影響を与えないかを調べる研究が行われました。
23歳〜50歳の39名のHIV感染者(女性2名)を対象に行われ、L.ロイテリ菌または偽薬を21日間毎日摂取してもらいました。
血液、血清、尿の検査や耐性(病原菌などによる薬に対しての抵抗力)において、L.ロイテリ菌の摂取による変化は見られませんでした。
またL.ロイテリ菌を摂取したグループにおいて、L.ロイテリ菌のコロニー形成が確認されました。
この研究によって、HIVに感染している成人がL.ロイテリ菌を21日間毎日摂取しても安全で、あらゆる副作用もないことが示されました。
2010年7月18日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

一般的な感染による病欠の減少

L.ロイテリ菌ATCC 55730を毎日摂取することにより健康が増進されることが、研究により明らかになりました。託児所に通う子供においては病欠が減少し、成人においては職場の病欠が減少することが確認されています。
L.ロイテリ菌を摂取した子供は、偽薬を摂取した子供や別の種類のプロバイオティックを摂取した子供よりも発熱や腸内感染の発症が著しく少なくなり、医師の診察を必要とする回数や抗生物質を摂取する必要が著しく少なくなることが明らかになりました。
また、成人については、胃腸感染症と風邪による病欠が減少することが確認されました。偽薬を摂取した成人の26%に病欠があったのに比べ、L.ロイテリ菌を摂取した成人は11%の病欠に留まりました。この差は、交代勤務をしている被験者においてさらに顕著に見られ、偽薬を摂取した交代勤務者の33%に病欠があったのに対し、L.ロイテリ菌を摂取した交代勤務者の病欠は0%という結果になりました。
職場の健康に関する研究結果のグラフ保育園におけるロイテリ菌による健康保護の研究結果のグラフ
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

ヒトにおけるL.ロイテリ菌の効果

ヒトにおけるロイテリ菌の効果実証写真2004年、L.ロイテリ菌ATCC 55730がヒトの免疫調節に有効に作用することがはじめて実証されました。これは健康な大人を対象とした研究で、被験者に28日間毎日L.ロイテリ菌を摂取してもらい、小腸のCD4陽性Tリンパ球が増加したことが確認された結果によるものです。
さらに興味深い結果として、妊娠中の女性が出産予定日の2~4週間前からL.ロイテリ菌を毎日摂取すると、初乳に現れる抗炎症性サイトカイン、インターロイキン-10が著しく増加することがわかりました。プロバイオティクスを摂らなかった女性にはこれに似た結果はまったく見られませんでした。
このことから、L.ロイテリ菌を経口摂取することにより、消化管から離れた部位の粘膜に免疫機能の発現を得られることが明らかになりました。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

免疫細胞とプロバイオティクスの相互作用

小腸の免疫システムのイラスト相互作用が発生するためには、プロバイオティクス細胞は生きている状態で、腸粘液および、あるいは消化管の上皮細胞に付着できなければなりません。このような相互作用はまた、粘膜の表面の構造状態を保つことが必要であると思われます。
数種の動物実験と試験管内実験では、いくつかのL.ロイテリ菌株が、免疫システムの「門番」として機能している規制細胞の反応をするサイトカインと相互作用・影響することが示されています。L.ロイテリ菌はさらに、他のプロバイオティック菌株によって誘導されるサイトカインの出現を調整することが明らかになっています。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

免疫の健康

小腸の免疫システムのイラスト健康な腸内マイクロフローラ(共生細菌)の仲間は、宿主のためとなる免疫反応を調整することができます。これは過去10年間に多くの科学的な証明がされています。動物(ヒトを含む)といくつかの微生物の間にはラクトバチルス菌種の共生関係が存在します。
しかし全てのラクトバチルス菌に免疫反応の調整効果があるというわけではありません。このような特性をもつ種のなかでも、菌株によって違いがあります。そしてこれもまた、L.ロイテリ菌によって明らかになっています。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌が抗生物質の副作用を抑制

ピロリ菌の除去治療で使用される抗生物質の副作用を抑制する効果がL.ロイテリ菌ATCC 55730にあるかどうかを調べる研究が行なわれました。ピロリ菌に感染し、消化不良のある3~18歳の子供を対象とした研究で、抗生物質による連続10日間の治療開始に伴い、無作為に、L.ロイテリ菌もしくは偽薬を摂取してもらい、抗生物質による治療終了後も引き続き10日間、合計20日間摂取してもらいました。
副作用の評価は症状評価尺度(GSRS)を使用しました。登録時には全員おなじようなGSRS値でしたが、除去治療およびフォローアップ期間においては、L.ロイテリ菌を摂取していた子供たちの胃腸症状が著しく改善されました。ピロリ菌の除去率については、L.ロイテリ菌を摂取した子供も偽薬を摂取した子供も差がありませんでした。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

乳児・子ども

L.ロイテリ菌によるHIV感染幼児の胃の微生物群への影響

L.ロイテリ菌を摂取することによって、HIV感染幼児の胃の微生物群にどのように影響するかを調べる研究が行われました。
水溶性下痢、嘔吐、咳で入院中の生後4〜12ヶ月の幼児7名を対象とした研究で、6名は抗生物質の治療を受け、7名全員が通常の世話を受けていました。
2名のHIV陽性を含む4名の幼児にL.ロイテリ菌ATCC 55730を、1名のHIV陽性を含む3名の幼児には偽薬を、1日1回3日間摂取してもらいました。
糞便サンプルは摂取前と3日後に採取され、プロバイオティック菌株とその他の細菌の存在について分析されました。
MRS培地の出現コロニーは、*PCRと**DGGEにより株レベルで特定されました。また、プロバイオティック菌株の存在を検証するために、L.ロイテリ菌ATCC 55730が参照として使用されました。
摂取前の7名全員からは、L.ロイテリ菌ATCC 55730は検出されませんでしたが、L.ロイテリ菌を摂取した幼児の糞便サンプルからは、3日後に全員から検出されました。偽薬を摂取した幼児からは検出されませんでした。
DGGE分析により、L.ロイテリ菌摂取の幼児全員において、摂取前と比べて乳酸桿菌の多様性に変化があったことが示されました。このような菌叢への効果はL.ロイテリ菌によるものですが、抗生物質の影響でもあります。
この研究によって、L.ロイテリ菌は免疫力が弱っていたり、抗生物質の治療中に胃の微生物群に影響を与えることがわかりました。また、下痢症状の患者からプロバイオティクスを検出するためには、DGGE分析が有効な分析方法であることもわかりました。
*PCR...ポリメラーゼ連鎖反応。DNAを増幅する方法
**DGGE...変性剤濃度勾配ゲル電気泳動。多数の微生物を一斉に検出するための重要な手法の一つ。

2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

機能性腹痛(FAP)に対するL.ロイテリ菌の効果

食事や排便、月経など生理的なことと関連のない痛みが6カ月以上持続する、機能性腹痛(FAP)というものがあります。この機能性腹痛である子どもに対して、L.ロイテリ菌の効果を調べる研究が行われました。
*ローマⅢ基準と診断された6歳〜16歳の子ども60名を対象に行われました。
子どもを無作為に、L.ロイテリ菌DSM17938または偽薬を摂取する2グループにわけ、それぞれ4週間摂取してもらい、その後何も摂取しない追跡調査を行いました。
最終的には56名の子どもに協力してもらい、本人により痛みの頻度や激しさを記録してもらいました。
4週目と8週目において、L.ロイテリ菌摂取グループの方が偽薬摂取グループに比べ痛みの激しさが低く、L.ロイテリ菌摂取グループは8週間で痛みの激しさが著しく減少しました。
偽薬を摂取したグループには痛みの激しさには変化はありませんでしたが、8週目で両グループとも痛みの頻度は大幅に減少しました。
この研究によって、L.ロイテリ菌を摂取することにより激しい腹痛は減少し、またその効果は摂取し終わってもしばらく持続するということがわかりました。
*ローマⅢ基準...過去3ヶ月間で1ヶ月につき3日以上腹痛や腹部不快感がある症状。消化器専門医の国際チームが定めた基準。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

乳児疝痛に対するL.ロイテリ菌の影響

乳児疝痛における乳児の泣き時間に対して、L.ロイテリ菌の効果を調べる研究が行われました。
この研究は、満期分娩で生まれ母乳保育のみである、生後2〜16週の乳児疝痛と診断された乳児50名を対象として行われました。乳児は無作為に2群に分け、一方にはL.ロイテリ菌DSM17938、もう一方には偽薬を摂取してもらい、両親に1日に泣いた時間と便の状態、その他の異常等を記録してもらいました。
最終的には46名の乳児(L.ロイテリ菌摂取25名・偽薬摂取21名)に研究に協力してもらいました。
偽薬を摂取した乳児の1日の平均泣き時間は、試験開始日300分でしたが21日目では90分でした。それに対しL.ロイテリ菌を摂取した乳児では、試験開始日370分から21日目では35分にまで短縮されました。
1日の泣き時間が50%以上短縮された乳児の人数は、
  • 7日目20名:8名(L.ロイテリ菌:偽薬)
  • 14日目24名:13名
  • 21日目24名:15名
と、L.ロイテリ菌を摂取したグループの方が著しく増加しました。
またL.ロイテリ菌を摂取したグループのみ、便の中のLactobacilli(乳酸菌)が増加し、E.coli(大腸菌)が著しく減少しました。
両グループ間で体重の増加や排便の回数、便秘や逆流の発生に差はありませんでした。また、摂取による副作用も観察されませんでした。
この研究によって、乳児疝痛による乳児の泣き時間はL.ロイテリ菌DSM17938を摂取することによって大幅に短縮されることがわかり、それはL.ロイテリ菌が腸内の菌バランス(特にE. coli(大腸菌))の変化を誘導することに関連しているであろうことがわかりました。
2011年5月31日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌によるアトピー性皮膚炎の子どものサイトカイン産生の調整

サイトカインとは、免疫システムの中でつくられ、特定の細胞に情報を伝達し作用させるタンパク質のことを言います。 このサイトカインを、L.ロイテリ菌が腸から離れた部位で調整できるのかを調べるための研究を行いました。
アレルギー性皮膚炎ではなくアトピー性皮膚炎(AD)を持つ子どもを含めた4〜10歳の51名の子どもを対象とした研究で、無作為に2グループに分け、26名がL.ロイテリ菌ATCC 55730を、25名が偽薬を8ヶ月間摂取してもらいました。
L.ロイテリ菌摂取グループのうち16名がADで10名が非アトピー性湿疹症状、また偽薬摂取グループのうち14名がADで11名が非アトピー性湿疹症状の子どもでした。
試験開始時と8ヶ月後の臨床的効果を、*SCORAD(Severity Scoring index Atopic Dermatitis)により検証しました。
L.ロイテリ菌摂取グループのAD被験者においてのみ、特定のサイトカインの産生を良い方向に調整するという顕著な変化が確認されました。
しかしながら、治験期間が短かったということもあり、SCORADの平均値において両グループ間で明らかな差は見られませんでした。
*SCORAD...発疹の範囲、発疹の多様性、VAS(掻痒・睡眠障害)を数値化し点数にし、重症度を評価するもの。合計108点満点。アメリカ等で普及している。
2011年4月20日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌によるカンジダ菌の腸内定着の予防

胃腸管にカンジダ菌が定着した場合のリスクとして、遅発性敗血症や神経学的転帰があります。2種類のプロバイオティクス、L.ロイテリ菌ATCC 55730とラクトバチルス・ラムノサスATCC 53103によって、そのリスクを低下させることができるのかを調べる研究が行われました。
NICU(新生児集中治療室)で治療を受けている体重1,500g未満の56名を含む249名の未熟児を対象とした研究で、無作為にL.ロイテリ菌ATCC 55730を摂取してもらうグループ、ラクトバチルス・ラムノサスATCC 53103を摂取してもらうグループ、何も摂取しないグループの3つに分けて行われました。
摂取は許可が出て72時間以内に始めてもらい、6週間もしくは退院するまで続けてもらいました。
プロバイオティクス摂取の2グループは、糞便中のカンジダ菌の数を著しく下げ、両グループに差はなかったものの細菌、真菌性の感染症を減少させました。
また、L. ロイテリ菌摂取のグループは他2グループに比べ、胃腸症状を伴う未熟児数を効果的に減らしました。その結果、L.ロイテリ菌を摂取した未熟児は、非経口栄養法からはやく解放され、最大限のエネルギー摂取量に達する時間も大幅に短縮しました。
抗生物質による治療日数も、L.ロイテリ菌摂取グループは3.4日に短縮され、入院期間も18日に短縮されました。
プロバイオティクス摂取の2グループでは、12ヶ月目の神経学的転帰に関する追跡調査において、最適以下の点数である未熟児数が著しく減少しました。
2011年4月20日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌が乳児の慢性便秘を解消

乳児の慢性便秘に対して、L.ロイテリ菌DSM17938の効果を調べる研究が行われました。
母乳離れした6〜12ヶ月の乳児44名を対象とし、無作為に2群に分け、一方にはL.ロイテリ菌、もう一方には偽薬を1日1回食後30分に、8週間摂取してもらいました。
L.ロイテリ菌を摂取した乳児は、排便頻度が試験開始時(2.82回)から8週目(4.77回)まで増加し、慢性便秘が著しく改善されました。
また試験開始時に「便が硬い」と報告されたのは、L.ロイテリ菌を摂取したグループ22名中19名でしたが、2週目で11名、4〜8週目で4名と、良い変化が見られました。しかし、便の硬さについては両グループ間で試験期間中に差は認められませんでした。
2011年4月20日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

Lactobacillus reuteri Protectisによる乳児の逆流の減少と胃内容排出の改善について

L.reuteri Protectisを摂取することにより乳児の逆流 頻度が80%減少し、さらに胃内容排出 が加速されたことが、イタリア・バリ大学小児科Flavia Indrio博士により2010年11月26日European Journal of Clinical Investigationオンラインで発表されました。
これらの結果はこれまで未熟児を対象に確認されていましたが、臨床結果を強固にするため、本治験では合併症を伴わない逆流症状を持つ乳児を対象に行われました。
乳児の合併症を伴わない逆流はとても一般的であり、L. reuteriによる本治験の驚異的な結果は将来しつこい逆流を伴う乳児の治療に大きな影響を与えることを確信している、とIndrio博士は述べています。
この素晴らしいデータはL.reuteri Protectisによる乳児の胃腸障害に関する膨大な臨床試験に新たに加えられ、今後BioGaiaの小児科マーケットにおけるポジションを強固にするものである、とBioGaiaの社長Peter Rothschild社長は語っています。 逆流...胃の内容物が喉まで逆流すること。胃の内容物が逆流により口から排出されることを嘔吐という。逆流の頻度は年齢と共に変化し、乳児においては生後1ヶ月より頻繁に影響を受ける。
胃内容排出...胃に入った内容物(食べ物や水分)が胃から小腸へ排出されること。 2010年12月11日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

女性に対するL.ロイテリ菌RC-14の効果

プロバイオティック菌GR-1とRC-14を経口摂取すると膣に集落化を形成できることが研究により明らかにされました。様々な物質を生産するなかで、病原菌に働きかけ、健康な膣内フローラを復元、維持できるよう助けることができるのです。
GR-1とRC-14を組み合わせて摂取することにより、膣内の微生物叢を正常な状態に戻し、尿管感染症の発症リスクを減少し、細菌性膣炎においては抗菌治療の効果を増大し、細菌性膣炎を効果的に根絶できることが確認されています。これまでRC-14はL.酵母菌に属すると考えられていたのですが、L.ロイテリ菌属であることが判明したのです。

選抜菌株の特性

L.ラムノサスGR-1
  • 1980年にひとりの健康な女性の尿道末端から分離採取
  • バクテリオシンと同種の複合物を生成
  • グラム陰性の細菌およびカンジダ・アルビカンスを抑制
  • 殺精子に抵抗
L.ロイテリ菌RC-14
  • 1985年にひとりの健康な女性の膣から分離採取
  • 過酸化水素を生成
  • グラム陽性球菌を抑制
  • 膣病原体の粘着能を減少
2010年7月17日 ※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.ロイテリ菌が抗生物質の副作用を抑制

ロイテリ菌が抗生物質の副作用を抑制を調べる研究結果の図ピロリ菌の除去治療で使用される抗生物質の副作用を抑制する効果がL.ロイテリ菌ATCC 55730にあるかどうかを調べる研究が行なわれました。ピロリ菌に感染し、消化不良のある3~18歳の子供を対象とした研究で、抗生物質による連続10日間の治療開始に伴い、無作為に、L.ロイテリ菌もしくは偽薬を摂取してもらい、抗生物質による治療終了後も引き続き10日間、合計20日間摂取してもらいました。
副作用の評価は症状評価尺度(GSRS)を使用しました。登録時には全員おなじようなGSRS値でしたが、除去治療およびフォローアップ期間においては、L.ロイテリ菌を摂取していた子供たちの胃腸症状が著しく改善されました。ピロリ菌の除去率については、L.ロイテリ菌を摂取した子供も偽薬を摂取した子供も差がありませんでした。
2010年7月17日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

介護・高齢者

L.ロイテリ菌は歯周病の原因となる病原菌のはたらきを抑制します

L.ロイテリ菌と混合培養された歯周病菌(プレボテラ属)の図L.ロイテリ菌と混合培養された歯周病菌(プレボテラ属)は、L.ロイテリ菌によって増殖が抑制されることが分かった。
その他代表的な歯周病菌すべてを試験した結果、まったく同様の結果を示したため、L.ロイテリ菌と一緒に歯周病菌は増殖できないと結論できる。
Hedberg M. et al.,Anaerobe 2006 (2006)
2010年7月16日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.r.プロテクティスによる胃腸機能正常化治験

L.r.プロテクティスによる胃腸機能正常化治験結果のグラフ上記の表のように10名ずつに分けた未熟児に対して30日間観察した結果、胃腸のぜん動回数を2倍近く増加させるということがわかりました。
このようにロイテリ菌には、便秘や下痢を改善することができるという臨床治験が既に研究されています。
2010年7月16日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

ロイテリ菌には歯肉炎に対する治療の効果があると報告されています。

L.r.プロデンティスによる歯肉炎治療効果試験の結果グラフ14日以内に重度・中度の患者数は30%減少。28日後では58%の減少。
重度・中度の歯肉炎患者に対するプラセボ対照試験によりL.r.プロデンティスは有意に症状を軽減させるもしくは、完治させるという結果がでています。
2010年7月16日

※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)

L.r.プロテクティスによる各種感染症の抑止

L.r.プロテクティスによる各種感染症の抑止観察結果グラフ128名の健康な幼児を3ヵ月間の観察。
L.r.プロテクティス投与の幼児はプラセボ投与のグループより罹病率が低い。
  • 呼吸器感染疾患の発症率37%抑制
  • 発熱率を80%抑制
  • 下痢発症率を75%抑制
2010年7月16日
※転載:バイオガイアジャパン株式会社研究情報センター (http://www.biogaia.jp/research/)