医師に聞く健康のカギとロイテリ菌

「炎症を ( しず ) めれば全身は健やかに 
〜抗炎症ヨーグルトが日本のメタボを救う!〜」

2017年8月3日講演 
西田  ( わたる ) 先生

歯周病は
糖尿病と動脈硬化の原因 !?

歯周病によって炎症を起こした歯茎は万病の元。口腔内の悪玉菌が歯茎の血管を経由し血液を通じて全身をめぐり、動脈硬化、糖尿病・胃腸炎などの慢性炎症、更に産婦人科領域では低体重児、早産、死産を引き起こす原因になることが報告されています。近年、歯周病が多くの疾患に関係していることが世界中の医師達の間でも話題になっています。

日本糖尿学会が歯周治療を
推奨している !

2017年8月3日 西田亙医師 講演 
「炎症を ( しず ) めれば全身は健やかに 

〜抗炎症ヨーグルトが日本のメタボを救う!〜」

西田亙医師

西田 ( わたる ) 医師
医学博士
日本糖尿病学会 糖尿病専門医

超高齢化社会を迎えた今、寝たきりで最期を迎えるのではなく、日野原重明先生のように、元気に社会貢献をしながら年を重ねることが求められています。"センテナリアン(百寿者)"の研究によれば、健康長寿の秘訣のひとつは”炎症”にあるようです。体の中に炎症があると、動脈硬化や認知症が静かに進行していきます。元気な長寿者は、この炎症が体の中にほとんどありません。すなわち、体の中が”清められた”状態にある人々が、健康長寿の人生を手にできる訳です。逆に、体が ( けが ) れていると、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病など様々な病気をもたらします。そしてこの体の ( けが ) れは、お口からやってきます。お口は命の入り口であると共に、"病の入り口"でもあるのです。ロイテリ菌は、本来健康な人々の体に住んでいた善玉菌ですが、社会生活環境の変化により、悪玉菌に体の外へ追いやられてしまいました。ロイテリ菌を用いた食品を毎日食べれば、"お口の社会”は善玉菌が支配する平和で清らかな世界となり、ひいては全身の健康へとつながっていきます。ロイテリ菌の研究は、毎日の摂取が炎症を取り除き、血糖値の改善作用をもたらすことを明らかにしていますので、メタボや糖尿病の改善効果も大いに期待できることでしょう。

プロフィール | Profile
西田亙医師2
西田 亙 | Wataru Nishida
にしだわたる糖尿病内科 院長 (医学博士・糖尿病専門医)
略歴

広島県広島市出身

  • 昭和63年 愛媛大学医学部卒業
  • 平成6年 愛媛大学医学部・第二内科 助手
  • 平成9年 大阪大学大学院医学系研究科・神経生化学 助手
  • 平成14年 愛媛大学医学部附属病院・臨床検査医学(糖尿病内科) 助手
  • 平成20年 愛媛大学大学院医学系研究科・分子遺伝制御内科学(糖尿病内科) 特任講師
  • 平成24年 にしだわたる糖尿病内科 開院、現在に至る
専門領域

糖尿病 | 医科歯科連携 | 医療面接

著書紹介 | Book
歯科医院に知ってほしい糖尿病のこと
歯科医院に知ってほしい糖尿病のこと
「日本で一番歯周治療にうるさい糖尿病専門医」と呼ばれている内科医の西田亙先生。歯周病という細菌感染による炎症は、糖尿病、震災後肺炎、早産・死産など様々な疾患を誘発すること、そしてこれらの病は「お口を清めれば祓える」ことを西田亙先生は強調し、歯科定期通院の重要性を声高らかに訴えています。